Distribusi トラック強盗に気をつけろ!!


2012.7.25

先日鷺沼で仕事があり、予定より仕事が早く終わったため、急きょ帰りに床屋に行くことにいたしました。

スマホのGoogleの検索で「鷺沼」「¥1000カット」と検索したところ、とあるブログにヒットし、そのブログの中に出てきた¥1000カットの店舗でカットをすることにしました。

路地裏でなかなか目立たないお店だったためか、帰り際に店員さんから「お客さん、どこでこの店を知りましたか? どなたかからの紹介ですか?」と聞かれました。

店側からすると、初めての来店者がどうして自分の店を知ったのか?どうして選んでくれたのか?とても気になるところだと思います。気持ちはよくわかります。

とても感じの良い店でしたので、また散髪と仕事のタイミングがあえばお邪魔したいと思っています。

いまこのブログをご覧いただいている方が、どういう経緯でここにたどり着いていただいたのかとても興味があります。少しでもこのブログの情報が皆様のお役に立つことができればと思っています。

すこし前置きが長くなりました。

今日はインドネシアの小売シリーズの最終回です。[full]最後はDistribusiに関して少しお話したいと思います。[/full]

消費者にいちばん近い入口であるToko Kecilに商品を運ぶDistribusi。新製品の提案機能も持っています。

さまざまなメーカーがDistribusiによる配達、集金システムを確立させるまで相当な苦労と、ノウハウ、積み重ねがあったことは想像に難くありません。

かなりの資本を持ったメーカーでもこのシステムを一から構築しようとした場合、膨大なエネルギーと時間が必要になるはずです。

トラックごと、売上げとドライバーが消える。在庫が全く合わない。等々、様々なトラブルを乗り越えて、ここまでの流通システムを確立したのだと思うと、日系、インドネシア系にかかわらず畏敬の念を抱きます。

ちなみに、PatiのToko Kecilに来るDistribusiはたいてい州都のSemarangかPatiの隣町の比較的大きな商業都市のKudus(クドゥス)から来ます。一般的にDistribusiは自社で在庫を持つか、あるいはメーカーの倉庫に製品を引き取りにゆき、Toko Kecilに配送しているとのことです。

また、日本でいう問屋とも異なり、1つのDistribusiが複数のメーカーの製品を扱うことも無いようです。問屋のイメージに最も近いのがPasarに出店している店になると思います。

基本的にこういったPasarの店は、Toko Kecilに商品を配達することはないのですが・・・・。

DistribusiはToko Kecilだけではなく、当然Pasar(市場)にも配達をしており、たいがい2人一組で行動をしています。

一見すると2人も必要ないと思うのですが、おそらく考えられる理由としては、トラックにもろに取扱い製品のパッケージが印刷されており、一目見ればDistribusiの車だとわかってしまうので、強盗に狙われやすいからではないかと思います。

こちらでは、トラック強盗は本当に頻繁に発生します。驚くほどです。

[full]2人でいれば一人よりも安心です。[/full]

もし村のToko Kecilの前で下の写真ような容貌の2人組を見つけたら、それはDistribusiかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[full]ということで、次回はがらりと話を変えて、マレーシアLCCT乗り継ぎ体験談を記載したいと思います。[/full]

Sampai Jumpa Lagi!!
Koki