2012.8.22
「理科」の最初のつまずきは光合成でした。
先生に何度説明していただいてもよく理解できず、この辺りから急速に理科、特に生物の授業がきつくなってまいりました。たぶん中学生くらいだったと思います。
「生物というのは不思議なものだ」
というのを、インドネシアで起業して改めて思い知る羽目になった原因が、昨日ブログに記載しました、Bakwanに付属している青唐辛子です。
たぶんよほど辛いものが好きな方以外は生の唐辛子をそのままかじって食べるということはあまりしないと思います。当然甘口カレーで十分刺激を受けている私などはその典型でした。
ところが中部ジャワでは、何のためらいもなく市民はBakwanやその他揚げ物を食べる際、生の唐辛子をかじります。
私も最初は生の唐辛子をかじることに、ものすごい抵抗がありました。この食べ方は自分には出来ないと強く思っていました。
しかしながら、相棒のイカサン宅やいろいろな家に招いていただきBakwanをご馳走になる際、青唐辛子が添えてあるのにそれをかじらなければ、周りにいる家族たちが「Kokiは所詮よそ者だからかじらない・・・」と思われるのだけは避けたかったので、何とか我慢しながら必死でかじっていたのであります。
郷に入れば・・・・の精神で。
ところがこれを繰り返してゆくうちにこの食べ方に少しずつ慣れてきて、しまいには青唐辛子がないとBakwanを食べている気がしなくなったのであります。
甘口カレーの私が、青唐辛子をかじるようになる。慣れとは恐ろしいものです。
Bakwanは自宅兼事務所のあるPanjunanの近所のWarung(屋台)で買うことがほとんどだったのですが、その屋台では必ず青唐辛子がBakwan1個につき、最低1つはついてきます。
この生青唐辛子をかじる習慣を続けていると、あることに気が付きます。
それは何かというと、同じ色形の青唐辛子ですが、実はある割合でものすごい辛い個体にあたることがあります。外見からは決して見分けがつきませんが、通常の唐辛子とは一線を画する飛び抜けた辛さです。
これを言っても、たぶん誰も信じないでしょう。
当然です。なぜなら日本では唐辛子を生でかじる場面はめったにないからです。ということは、この超激辛唐辛子に当たる確率は日本にいる限りほぼゼロです。
なぜこういった飛び抜けた辛さの唐辛子が突如まれに発生するのか?? ネットで見てみたのですが、関連情報はありませんでした。
これはまさに生物の不思議としか言いようがありません。
では、この超激辛唐辛子をかじるとどうなるか・・・・。
口内炎が出来るのです。
他の人はどうだかわかりませんが、私はその数秒後に口内炎が舌に出来ます。ほぼ瞬間と言っても過言ではありません。
これはBakwanと青唐辛子と私です。
この話、誰も信じてくれないだろうなあ~と思いつつ今ブログを書いています。
ではこの口内炎、どうすれば治るのか?
次回ブログにてお伝えします。
Sampai Jumpa Lagi,
Koki