2013.7.14
ブログの更新は久しぶりになります。
現在インドネシアの関連についてはコピルアクのWebサイトに記載をしております。ご興味がおありの方はこちらのブログをご覧いただければ幸いでございます。
昨年からスタートいたしましたコピルアクのビジネスですが、おかげさまで多くのお客様からのご支持をいただき、先月業界初のリキッドタイプのコピルアクを発売することが出来ました。
これはネルドリップで丁寧に抽出されたコピルアクを瓶詰にし、そのまま召し上がることが出来るいわばアイスコーヒーのようなもので、原液のままでも、また氷を入れても大丈夫です。
こちらが製品です。プレゼントにもご利用いただけるようなパッケージにしております。
こちらの製品、発売後まだ一ヵ月ですがそろそろ最初の製造ロット分が終了しそうな勢いでございまして、すこし供給量が不足するのではないかと心配になって参りました・・・・。
このたびJCBカード+スタープラチナゴルフクラブのプライベートコンペで景品として、弊社のこのコピルアク リキッドコーヒーをご採用頂くことになりました。
さて、このコピルアクというコーヒーですが、ご存じではない方もいらっしゃるかと思いますので簡単にご説明申し上げます。
まだインドネシアがオランダの統治下にあった18世紀頃、インドネシアではコーヒーの強制栽培がおこなわれておりました。すべてのコーヒー豆は輸出に回される為、インドネシア人がコーヒーを飲むことをオランダ人は固く禁止しておりました。
ところでこのコーヒー豆、木になって赤い実をつけたものを農民が採り、それを精製し中から生豆を取り出すわけなのですが、赤い実の果肉部分は甘い為、動物が食べることがあります。
特にインドネシアではジャコウネコと呼ばれる動物が生息しており、彼らはこの赤い実をしばしば夜に食べます。そしてコーヒーの実を飲み込むわけなのですが、コーヒーの実というのは硬い外皮に覆われており、ジャコウネコの腸内では消化されず、コーヒー豆がジャコウネコのフンと一緒に出てくるわけです。
こちらがジャコウネコになります。
さて、当時コーヒーを飲むことを固く禁止されていたインドネシア人たちですが、彼らはこのジャコウネコが食べ、フンとして出てきたコーヒーであればオランダ人のお咎めはないだろうと考え、ジャコウネコのフンを精製し、外皮で覆われたコーヒー生豆を取り出し、コーヒーとして飲んでいたのであります。
統治側のオランダ人がコーヒーを飲んでいるインドネシア人を不審に思い、彼らが飲んでいるコーヒーを飲んでみたところ、普通のコーヒーとは異なる素晴らしい味がすることに驚き、インドネシア全土にこのコピルアクが広まったと言われております。
現在ではこのコーヒーはジャコウネココーヒーとも呼ばれ、インドネシアの特産品として広く世の中に認知されるようになりました。LJA JAPANでは中部ジャワ州のPatiに精製所を設け、自分たちの手でジャコウネコのフンの中から生豆を取り出し、日本へ向けて空輸しております。
このコピルアクのリキッドタイプのコーヒーはインドネシア人のスタッフと一緒にジャコウネコのフンを洗うところからスタートし、数多くの工程を経て日本に空輸され、生豆は日本で焙煎し、ネルドリップで丁寧に抽出されたものを瓶詰にいたしました。
味は普通のコーヒーとは明らかに異なります。一口お召し上がりいただければすぐに「あ、これは違う!!」とお分かりになるでしょう。
この商品はKoki’s Kopi Luwak Iceとしてこちらからお求めいただくことが出来ます。Koki’s Kopi LuwakはLJA JAPANがもつ商標で、100%コピルアクの豆を使用していることを保証いたします。
インドネシアから生まれたこのコピルアク、ぜひお試しくださいませ。
Sampai Jumpa Lagi,[full][/full]
Koki