2012.7.31
インドネシアからマレーシアへ出稼ぎに行く人は結構いるようです。
[full][/full]
[full]以前コーヒーのローストを土鍋とカマドで修業をさせていただいたコーヒー農家のご主人もたまにマレーシアに工事現場の作業員として出稼ぎに行くとのことです。[/full]
工事現場の作業員の月給はPati近郊ではおおよそRp1.500.000（日本円で約￥15,000）。マレーシアに出稼ぎに行けば、旅費等を除いても、1カ月で手元に約Rp3.000.000くらいは残るというような話をしていました。
参考までに一人当たりのGDP順位がWebにありましたので記載します（181ヶ国中）。[full][/full]
[full]インドネシア：110位 3,508USドル
マレーシア：65位 9,699USドル[/full]
[full]ちなみに日本は18位 45,920USドル
[/full][full][/full]
女性はお手伝いとしてマレーシアに出稼ぎに行くことが多いようです。言葉もインドネシア語とマレー語は互換性が高く、また国民の多くが両国ともイスラム教であるため、食べ物の苦労もほとんどないようです。
ちなみに以前紹介したToko Kecilのマダムの御嬢さんはシンガポールに出稼ぎに行っていたことがあると言っておりました。
さて、クアラルンプールのLCCT空港から22：20頃バスに乗り、Bukit BintangのT-Hotelに到着したのが23：50くらい。
Bukit Bintangというのはマレーシアの中でも繁華街の部類に入るということを、どこかのWebで見かけました。実は私、インドネシア（ジャカルタ）の夜の繁華街というものに行ったことがなく、中部ジャワの州都Semarangとの比較しかできないのですが、Bukit BintangはSemarangと比較すると明らかに都会であるなという感じがします。
それが最も顕著に表れているのが町の明るさです。都心の街の明るさに慣れている日本人がSemarangに行くと、中心部でも夜、煌々と明かりがついている場所はほとんどありませんが、Bukit Bintangは夜中24：00近くでも飲食店はライトアップされています。
Bukit Bintangと何となく似ているイメージは、横浜の日ノ出町や黄金町になるかと思います。以前、シンガポールに何度か宿泊したことがあるのですが、シンガポールのダウンタウンともかなり似ていると思います。
前回の写真のMie（ラーメン）ですが、T-Hotelのそばにある中華料理屋台のようなところで食べたもので、これがかなりおいしかったため、結局翌朝も欲張って中華料理屋と、パキスタン料理屋をはしごした次第です。
[full]この写真は朝食の屋台ラーメンの看板です。実物の写真はうっかり撮り忘れました。[/full]
実はインドネシアとマレーシア、言葉も似ており距離も近いのですが、関係はあまりよくないようです。領土問題も存在します。以前、Pati出身の現役軍人（Semarangの駐在）と話したことがあるのですが、彼らはマレーシアに対して軍事的にかなり警戒していると言っていました。
いずれ私が滞在していた間に発生した両国問題をこのブログでも書いてみたいと思います。
さて、4回にわたりブログでお伝えしましたLCCT空港からBukit Bintangまで行く方法ですが、最後にBukit BintangからLCCT空港までの復路について簡単に記載したいと思います。
Bukit Bintangの駅は明るい時間であれば、比較的簡単に見つけることが出来ます。電車でKLセントラルに行くことも問題ないでしょう。
私の事前調査によるとKLセントラルからクアラルンプール国際空港への電車があり、この空港からLCCTまでバスというルートを取ろうと思ったのですが、KLセントラルの駅からクアラルンプール国際空港行きの電車が見当たらないではありませんか!!
KLセントラル駅で駅員にクアラルンプール国際空港へ行きたい旨を告げると、「電車はないのでバスで行くように。バス乗り場はあっち」とのこと??
まあいいかという気持ちで「あっち」のバス乗り場の方向を目指すと確かにバス乗り場は存在します。
しかしながら、初めてKLセントラルからバスでクアラルンプール国際空港やLCCT空港に行く方がいらっしゃれば要注意です。
電車のKLセントラル駅から降りてすぐの道路の対面にバス停がありますが、そのバスは空港へは行きません。市内を走るだけのバスです。
空港へ行くバスはこのバス停の裏側に大きなバスターミナルがあり、ここから乗車しますが、道路からはバスターミナルは見えません。バスターミナルの案内表示も出ていません。
[full][/full]
[full]ご注意くださいませ。私は訳が分からずここら辺で30分くらいうろうろしてました。バスに乗ることが出来ればもうこっちのもの。
[/full]
安心してLCCT空港に行くことが出来ます。
[full][/full]
Samapi Jumpa Lagi,
Koki