2012.10.11
インドネシアはアメリカに次いで、世界で2番目にフェイスブックの利用者が多いと言われています。
私自身もフェイスブックを利用しているのですが、「友人」の中でインドネシア人が約4割を占めます。日本では仕事の取引先やお客様とフェイスブックで「友人」になることはほとんどないかと思いますが、インドネシアでは気軽に「友人」になってしまいます。
ところが驚くことに彼らの多くが携帯電話でフェイスブックを操作しています。日本ですと通常パソコンもしくはスマホになりますが、彼らは普通の携帯電話を駆使して器用にフェイスブックを操ります。
さて、今日はのっからの写真になりますが、これは壊れたアイフォンの写真です。
相棒のイカサンが以前から「アイフォンが欲しい」と、うわ言のようにいっていたので、中古のアイフォン3GをAmazonで購入しイカサンにプレゼントしようとしたのです。
飛行機の中ではカバンの中に入れていたのですが、いざイカサンに渡そうとしたら、このような状態になっていました。見えづらいかと思いますが、筐体と画面が剥離してしまっています。
購入時は当然問題はなかったのですが、おそらく飛行機の中で気圧が下がったため中の空気が膨張しこのような状態になってしまったのでしょう。中古アイフォンならではのことだと思います。
筐体と画面が剥離してしまい、この写真では見えないのですが、筐体のバッテリー部分も不自然に膨れ上がってしまいました。ここまで来るともうギブアップで修理に出す気もなりません。Solo国際空港のそばにアイフォンを扱うショップがあるのですが、急きょそこへ行き見てもらっても「もうこれはダメですね」とのこと。
私はもうあきらめたのですが、イカサンは「何とかしてみる」と言って車の中で唸っておりました。
その後私は日本に帰国し、しばらくこの件は忘れていたのですがイカサンから連絡があり、あのアイフォン使えるようになったということ。「!!」。
もともとイカサンはこういったガジェットが好きなこともあり、また粘り強い性格でもあったため、ずっとこれをなおすことが出来る修理屋を探していたのです。そしてついにボゴールで修理できそうだということを人づてで探し当て、無事に使えるようにしたのでした。
修理にかかった費用はRp800.000(約8,000円)。インドネシアでは結構値がはります。それでもPatiではアイフォンを持っている人は非常に少なく、持っているだけで一目置かれます。早速イカサンはSkypeやヤフーメッセンジャーのアプリケーションをインストールし、仕事にも活用しています。
このアイフォンの件で考えたのは、国民性とサービス、もしくは製品の融和性のようなものです。例えばフェイスブックなどはインドネシアの国民性とうまく融和するサービスなのでしょう。また反対に居酒屋などは宗教上の問題はもちろんのこと、飲食店で夜マッタリと時間を過ごすためのサービスはあまりインドネシアではなじまないのかなと思います。
このことを考えると、実はユニクロのような店はインドネシアでものすごい人気が出るのではないかと思います。日本人からすると、「インドネシアでは半そでだけしか売れないんじゃないか?」と思うかもしれませんが、おそらく長袖も十分に売れると思います。
あの暑い中でも長袖を着る人、着たがる人は結構います。イカサンもバイクに乗る際はたいてい長袖の上着を着用します。
ということで、今は中古のアイフォンが何とかインドネシアに輸入できないかと調べている最中なのであります。
Samapi Jumpa Lagi,[full][/full]
Koki